はいだしょうこのアルバム

歌手としてのはいだしょうこは、非常に清純なイメージが強く、その歌声も清らかなものであることから、あまり色気のある大人の歌謡曲には向いていないようです。

そもそもNHK「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんとしてのイメージが強いために、なかなかその路線からは踏み出せないのかも知れません。コンサートも家族向けや子供向けのものが多く、NHK「おかあさんといっしょ」に関係するCDもたくさん出ています。

「みんなの童謡・唱歌」には、「めだかの学校～夕焼け小焼け」と「おもちゃのチャチャチャ」の2タイトルがあり、
「みんなでうたう童謡・唱歌」には、「いぬのおまわりさん～おやすみなさい」「ふしぎなポケット～ヤンチャリカ」「ぼくのミックスジュース～夕日が背中を押してくる」の3タイトルがあります。

そんな中で、はいだしょうことしては珍しくポップス曲を収録したアルバムが「しょうこの My Favorite Songs」です。彼女のファーストソロアルバムであり、彼女自身が特に思い入れのある時代を超えた名曲を選んでカバーしています。

浜口庫之助の「涙くんさよなら」やキロロの「BEST FRIENND」、西城秀樹が歌って大ヒットした「YUNG MAN（Y.M.C.A)」、チャンプルーズの「花」など、非常にバラエティーに富んでいます。